こんにちは。Harmony-I 心理セラピストのあやのです。
9月に入り、少し気候も落ち着いてきた・・・ようなそうでもないような。
季節の変わり目は気持ちも不安定になりやすかったりしますよね。
今日はそんな、「不安な気持ち」について書いていきたいと思います。
皆さんは、不安な気持ちになることはありますか?
私はたくさんあります。
原因がはっきりわかっている時もあれば、
なんとなく漠然とした不安がある・・・。
色んなパターンがあると思います。
不安って、本当に嫌な感覚ですよね。。
できれば無くしてしまいたい。感じたくない。
そう思うのは皆同じではないでしょうか?
ただ残念ながら、私たち人間は不安やネガティブな感情を一切感じずに生きていく、
ということは、人間である以上不可能なんです。
不安や恐怖、焦り、色々なネガティブな感情は、
私たちが太古の昔、野生動物から襲われる恐怖を感じる時代にはとても役に立つものでした。
暗闇に何か光る物が見えた時に、「あれ、なんだろー。綺麗ー♪」とか言ってたら、
茂みから出てきた野生動物の胃の中にまっしぐらですよね。
恐怖、不安、そういったネガティブな感情を持つことで、
私たちは人間という種を存続させてきました。
・・・さて、それでは現代に生きる私たちにとってはどうなのでしょう?
今の時代は、四六時中気を張っていないと生命の危機に脅かされることもないし、
ネガティブな感情はどちらかというと役に立たない(害のある)ものになっています。
ポジティブでいる方が物事はうまくいくし、
何より毎日楽な気持ちで生きられる。
そう思いはするものの、遺伝子レベルに組み込まれているネガティブな感情は、
やはり私たちが人間である以上完全に消すことはできないのです。
・・・じゃあどうしたらいいの!
と思いますよね。
そのための方法をご紹介したいと思います。
下記の3つのステップで一緒にやっていきましょう。
①ネガティブな感情は誰にでも生きている限り必ず生じるものであることを受け入れる
②ネガティブ感情の在り処を見つけ、排除しようとせずに感じきる(受け入れる)
③ネガティブ感情に感謝する
ひとつずつ見ていきましょう。
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①ネガティブな感情は誰にでも生きている限り必ず生じるものであることを受け入れる
これは先ほどお話しした通りです。
もう皆さんはステップ①はクリアしていますね。
しょうがないよ〜生きてりゃ嫌な気持ちにもなるよね。
人間だもの。
マジ嫌だけどさ〜。
と受け入れてみてください。
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②ネガティブ感情の在り処を見つけ、排除しようとせずに感じきる(受け入れる)
ここからのステップは、人によっては難しいかもしれません。
練習として、小さな不安や怒りなどのネガティブ感情から始めてみると良いでしょう。
(いきなりトラウマ級の感情を扱おうとするとハードルが高いので避けましょう。)
まずは、不安な気持ちが出てきた時、それが身体のどこに現れるかを見つけてみます。
私たちの心と身体はつながっています。
感情が芽生えたときに、それが必ず身体感覚として感じられます。
例えば胸のあたりがざわざわしたり、胃がきりきり痛んだり・・・という感じです。
見つけられましたか?
通常であれば、こんな感情が出てきたときに、「いやだ!」と思って排除しようとしたり、
見ないように、認めないように無意識に逃げてしまうことが多いでしょう。
でも今日は、まずは向き合ってみたいと思います。
その感情から目をそらしたり排除したりしようとせずに、
その身体感覚に意識を向けてみます。
そして、その気持ちを十分に感じながら、そのパート(部位)に話しかけてみます。
「そうなんだ、そこにいたんだね。
そうだよね、不安だよね。
なんかざわざわするよね・・・」
といった具合にです。
十分にその感覚を感じてみましょう。
どうでしょう?この時点で、すでに少し不安が和らいでいるのではないでしょうか?
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③ネガティブ感情に感謝する
最後のステップは、ネガティブ感情に感謝することです。
少し和らいでいるかと思いますが、先ほど見つけた身体の中にある感情に話しかけてみます。
「そこにいてくれたんだね。私を守ろうとしてくれているのかな。
本当にありがとう。愛しているよ。」
という具合にです。
とにかくその感情を感じて、そこに存在することに感謝しましょう。
感情とは不思議なもので、役割を終えた(わかってもらえた)と思ったらそこで消えてしまうことが多いものです。
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・・・さて、3つのステップを実践してみて、どうでしたか?
完全に消えてはいないとしても、少し楽になったのではないでしょうか?
ここで何が起こっているのか、少し解説していきたいと思います。
パラドックス的なのですが、私たちの脳は避けようとすればするほど、
その対象が大きく感じられていきます。
温泉に入って気持ちよさそうにしている猿を、絶対に想像しないでくださいね!
猿のことを決して考えてはいけませんよ!
絶対に猿のことを思い浮かべないでくださいね!!
・・・無理ですよね。笑
おそらく皆さんの脳裏には温泉につかって、
気持ちよさそうに目を細めている猿の姿が浮かんだことでしょう。
不安やネガティブな気持ちも同じで、「考えないでおこう、排除しよう・・・!!」
と強く思えば思うほど、不安が増大していってしまうのです。
私たちは普段無意識にこのような対処方法でネガティブ感情と向き合っています。
不快なものだから、排除しなきゃ!見えないように、感じないように!
と思ってしまっているのですが、これが逆効果なんです。
何にもしないと自動的にこのような思考回路に陥ってしまうので、
意識して「感じてみよう、向き合ってみよう」とする練習を重ねることがとても大切です。
これがステップ②で行ったことです。
そして更にさらに。
実は私たちにとって不快な感情は、
全て私たちの無意識が「よかれ」と思って発している感情なのです。
NLPではこれを「肯定的意図」と呼びます。
アドラー心理学の「目的論」と近い考え方かもしれません。
例えば、私たちを守るために、愛を感じるために、元気でいられるように・・・など、
種類は様々ですが、
私たちの潜在意識は自分自身のためになると信じてネガティブな感情を生み出しています。
その結果実際は不安になってしまって動けなくなったり・・・など、
結果的にうまく行かないことを、潜在意識はわかっていないんですね。
ですので、私たちのためにその感情を生み出してくれた潜在意識に感謝します。
「必ずしもいい結果にはならなかったけど(笑)、私のためにこの感情を見せてくれてありがとう」
ということですね。
これがステップ③で行ったことでした。
私たちはどうしても嫌なもの・感情から目を逸らしたくなります。
(私が生まれてこのかた、ずっとやってきたことです。。。)
でも、そうすることで苦しみを増やしてしまってきたんですよね。
『ありのままを受け入れる』ということはとても大切です。
ただ、今まで自分と向き合うことを避けてきた人にとっては、
少し難しいことかもしれません。
それでも、そうやって自分のネガティブな感情と向き合うことで得られるものははかり知れません。
ぜひ、小さなところから良いので日々の中で少しずつ実践していただけると嬉しいなと思います。
少しでも皆さんの心が楽になっていることを祈ります。
いつもありがとうございます😃
愛を込めて・・・☆


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