「弱さ」は本当に悪ですか?私たちが持つ「弱さ」が与えてくれる力とは

2022年2月27日(日)
こんばんは!
Harmony-I 心理セラピストのあやのです😌
今日は、「Vulnerability」についてお話ししたいと思います。
Vulnerabilityという英語は、日本語に訳すと、「脆弱性、弱さ、脆さ、傷つきやすさ」などが当てはまります。
私たちは「弱さ」は悪であると思っています。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
実は、「弱さ」が悪である、という思い込みこそが、
私たちを苦しめているのではないでしょうか。
今から12年前にTed.comで、
”傷つく心の力(The power of vulnerbility)というスピーチがありました。
ブレネー・ブラウン博士が発表したものです。
有名なので、ご存じのことも多いかと思います。
過去にこのTedスピーチを見て感動したのですが、
すっかり忘れてしまっていました。
改めて今日このトークに再会し、
私たちが今まさに思い出すべきことを言われていると感じたので、
トークを引用しながら私なりの解説をしていきたいと思います。
<Ted.com ”傷つく心の力(The power of vulnerbility)”

愛ある関係性を築ける人とそうでない人の違いは?

ブラウン博士は、このように述べています。
強く愛されているという感覚を持つ人と、愛や関係性に苦しむ人とはあるひとつの点で異なっていました。深い愛情や関係性を感じている人は、自分が愛されるに値すると信じているのです。それが違いだったのです。彼らは、自分には価値があると信じているのです。
私自身、これはとても心当たりがあります。
私の場合もずっと長い間、常に心の中に無価値感が充満していました。
いつもそれに満たされているので、
「愛」とか「信頼関係」とかがいまいちよくわからないのです。
「自分なんて」という声がいつもあるので、
自分を大事にしてくれる人なんていないと決めつけて、
結果本当にそれが現実になっていくのです。
時間をかけて少しずつ自分自身の無価値感を消していくことで、
人間関係が全く違って見えてきました。
ブラウン博士は、愛ある関係性を築ける人々の共通点を、
更に具体的に下記のように挙げています。

愛ある関係性を築ける人の共通点

①不完全である勇気を持っている
「私は不完全です」と言ってみると、あなたの心はどのように感じますか?
心の声は何と反応しますか?
「人間、不完全なのは当たり前だから私も不完全で良い」
もしくは、
「ダメ、私は完璧でなきゃいけない」
と思っていますか?
たとえ「不完全なのは当たり前だよ」と頭では思っていても、
何かに失敗した時に自分を責める声が聞こえたりしませんか?
「私は不完全である」と認めることは、
多くの私たちにとってとても難しいことかもしれません。
しかし、それを認めない限り、
私たちが本当の意味で心安らかに生きることはできません。
私たちは完全でなくて、良いんです。
(むしろ『完全』って具体的にどういうことや、というツッコミが頭の中に聞こえてきました。)

②まず自分に対して思いやりを持っている
自分を大切にしないと、人を本当の意味で大切にすることはできません。
私たちは学校でも家でも、「人を大事に」と教えられてきましたが、
誰も「自分を大事に」する方法を教えてくれませんでした。
だからこの社会には歪んだ自己犠牲的愛情が蔓延っているように感じます。
自分を犠牲にしてでも尽くすことが大事。
そんなことは決してありません。
自分を大切にすることに罪悪感を感じないでください。

③「あるべき姿」を手放している
ブラウン博士は次のように語っています。
ここからが難しいところなのですが、自分の「あるがまま」を受け入れるために、「あるべき姿」を手放していました。それはつながりを持つためには絶対に必要なことなのです。
「自分はこうあるべき」を手放してしまうことは、なかなか難しいことですね。
しかし、これも愛ある関係性を築く人たちがしていることの一つだったそうです。
あなたの「こうあるべき」は何でしょうか。

④自分の「もろさ」を受け入れている
ブラウン博士はまた、次のように言っています。
その人たちは次のように信じています。自分たちの心をもろくするもの(vulnerability)こそ、自分たちを美しくすると。心のもろさが快適であるとも、それが自分たちを、苦しめているとも言いません。
心のもろさを受け入れること。
私は弱くたって良い。
傷つきやすかったって良い。
そう思うこと、それはとても難しいことかもしれません。
特に人一倍感受性が強く傷つきやすいと感じているHSPさんは、
それが弱点であるかのように思い込んできたかもしれません。
(私はずっとそう信じてきました。)
しかし、傷つきやすさは弱点ではないのです。
大事なことは、その「もろさ」を認めてあげること。
そうすることで、私たちは本当の意味で、
意味のある関係性を築くことができるようになります。

まずはベビーステップから始めよう

・不完全である勇気を持つこと
・自分に思いやりを持って労わること
・自分の「あるべき姿」を手放すこと
・自分の脆さを認めること
これらは言葉にするほど簡単なことではないと思います。
それでも、一つでもいいのでまずはベビーステップで始めてみませんか。
この記事を読んでザワつく心に気づいたら、
一体どこにザワザワしたのか、少しご自身の心に話しかけて、
少しだけでも聞いてあげてみませんか?
今日は「傷つく心の強さ」についてお話ししました。
皆さんの心が少しでも緩まることを祈っています。

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